「娘におままごとキッチンをプレゼントしたい!」
そう急に思い立ったのですが、おままごとキッチンってピンからキリまでいろんなのがある!
まず、既製品か手作りか。
木でできた本物みたいなミニキッチンは何万円もするし、IKEAでさえ1万円近くする・・・
中古で買っても送料が高いから、結構割高なものが多い・・・
将来的に売ることを加味しても、結構費用がかかりそうなので既製品はなし。
じゃあ、手作りにしよう!と言うことでネットで調べるとまず出てくるのは、百均で買えるものを組み合わせて作る方法。
すごくクオリティが高くて魅力的だったけれど、大きめのミニキッチンを作ろうとするとそれなりに材料費がかかりそう。
次に出てくるのは、段ボール箱をベースにして作ったもの。
すごく上手に作っている方もたくさんいて、安価でできていいな〜とは思いつつ、子どもが5歳くらいまで使うと考えると、耐久性が心配・・・
だからと言って、木材で作ったらもっと高くつくし・・・・
そんなことをうじうじ言っていたら、私の父(じいじ)が「廃材で作ればいいよ。いらない木材たくさんあるで。」と提案してくれた!!
捨てる予定だった木材だったら、コストかからないし、耐久性も良さそうだし、いいやん!!!と言うことで、じいじと協力しながら作ってみました。
ゆるゆる〜と作業時間2日?くらいで出来上がったキッチンがこちら!!
かかった費用はなんと300円!(調理器具を吊すフックと、コンロがわりのコースター2つはセリアで買いました)
他は木材はもちろん、流し台がわりのボールも、水道の蛇口も、ぜーんぶ廃材。
廃材で作った割にはなかなかいいクオリティじゃない???かな??
他のDIYで使った塗料をそのまま使ったから、シックな雰囲気のキッチンになっちゃったけど、これはこれで個性的で◎
せっかくなのでこのキッチンの愛着ポイントを紹介します!
① 作業スペースがある
これ結構こだわりで、おままごとキッチンって流し台のすぐ横にコンロがあって、まな板トントンするスペースがないものが多い。
よく小さいアパートでも「どこで食材切ればええねん!」みたいなキッチンあるけど、そんなところで料理作りたくないよね〜。
DIYのいいところは、理想のキッチンを叶えられるところ!!
なので理想そのまま作業スペースもしっかり確保しました。
(ちなみにキッチンサイズは横78、縦30くらいにしました(ざっくり))
② コンロのスイッチ?はちゃんと回る!
ネジで取り付けるときに、くるくる回るようにいい具合に緩めるのがポイント。ネジの長さも長すぎず短すぎず。
③ 蛇口が本物!
見た目は結構渋い感じになっちゃうんだけど、本物の蛇口をひねる練習ができるのはすごくいいな〜と思って本物を採用。
蛇口を捻るのも練習が必要って聞くから、おままごとついでに遊びながらマスターしちゃえ!
④ 土台の材料は二段ベッドの柵(笑)
私が20年以上前に使っていた二段ベッドの柵がなぜかあって、それを土台に使いました。
自分の思い出の品が形を変えて、こうやって娘のために使われるなんて感慨深い。。。
にしても、よく残ってたな。
いらなくなった家具とかすぐ手放したくなるけど、こうやって再利用するのもありなんだなと、このキッチンを作って思わされました!
ちなみに、作ってて大変だったことは2つあって、
1つは、流し台のボウルを入れる穴を開けること。
木の板に大きい穴開けるのって大変。
はじめ、キッチンの一番大事な作業台だからって、綺麗めな厚さ2センチくらいの板で作ってみたんだけど、まあ、穴が開かない(笑)
しかも穴を開けても厚さでなかなかハマらない。微修正するのも一苦労。
微修正を重ねていったら、板が折れた。そして心も折れた(笑)
厚い板なんだからダメなんだと思って、薄めの板2枚用意して、半円ずつをくり抜いて作ったらなんとか完成。
廃材だと失敗してもやり直せるからそれはいいよね。
2つ目はやすりがけ。
廃材だから綺麗に加工されてないから、子どもに怪我をさせないために、愛情を込めてやすりをかけまくった。
結構オンボロな木材もあったから、やすりがげが地味にきつかった〜〜
廃材で作った材料費300円の木製ミニキッチン。
1歳5ヶ月の娘はまだおままごとはちゃんとできないけれど、近い将来ここでたくさん遊んでくれたらいいな〜!
これから、電子レンジとか調理器具も揃えて行こうっと。
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