【もう両替で損しない!】両替のBuyとSellの違いって?計算方法までわかりやすく解説。

子連れ海外旅行

海外旅行で目的地についたらまず最初に考えるのが両替ですよね。

どうせ両替するなら損はしたくない。

でも、両替所に行ってみるとレートの数字がずらっと並んでいて、「やっと日本円見つけた!」と思ったら、

Buy?Sell?どっちだ?

そもそもこの数字たちを使ってどうやって計算するんだ?

と混乱したことありませんか?

私なんか数学を仕事にしているのに、数字の羅列に混乱して全然計算できませんでした(笑)

でも、両替の計算は、BuyやSellの意味がわかれば、「こっちの両替所の方がレートがいい」と意外と簡単にわかることができます。

また、街中の両替所だと、結構間違った金額を渡されることもあります。

実際私がタイで両替した時に、もらえるはずの額より少ない額を渡されて、間一髪のところで気づいて追加のお金をもらったこともあります。

海外旅行で損しないためにも、計算方法もマスターしちゃいましょう!

BuyとSellの主語は何?

まず、Buy(買う)とSell(売る)の主語は両替所です。

BuyとSellの数値はそれぞれ、

Buy•••両替所が、客が持ってきた通貨を、この値段で買いますよ〜

Sell•••両替所が、客がほしい通貨を、この値段で売りますよ〜

という意味です。

主語が確認できたところで、次の場合はSellとBuyどちらをみればいいでしょう?

Q1. アメリカの両替所で、持ってきた日本円をドルに両替したい。

Q2. 日本の両替所で、日本円をドルに両替したい。

分かりましたか?

早速答え合わせです。

Q1. アメリカの両替所で、持ってきた日本円をドルに両替したい。

アメリカの両替所からしたら、日本円は外貨なので「日本円をドルで買う」ことになるので、日本の欄のBUYをみればOK

Q2. 日本の両替所で、日本円をドルに両替したい。

日本の両替所からしたら、複数の国の通貨を商品としてもっていて、客がドルを買いたいと言ってくるのだから、日本円でドルを売っているので、アメリカドルの欄のSELLをみればOK

海外の両替所で日本円を両替したいとき

計算式

日本円のBUYの欄の数値をみます。

両替したい日本円の額✖️BUYの数値

この式に当てはまれば、両替後にもらえる現地通貨がわかります。

また、BUYの数値が高い方が、いわゆるレートがいい両替所といえます。

解説

ここでは、旅行先の両替所で、なぜ「両替したい日本円の額✖️BUYの数値」でもらえる現地通貨の額が出るのか解説していきます。

現地の両替所の日本円のBUYの数値が示すのは、

1円をこの値段で買いますよ〜

ということです。

たとえば、タイバーツで考えてみましょう。

タイの両替所の日本円のBUYが、0.24だったとします。

これは1円=0.24バーツという意味。

今10000円両替したいとしたら、両辺に10000をかければ10000円あたり何バーツになるかがでますね。

今回は0.24で計算しましたが、このBUYの数値が大きければ大きいほど、もらえる現地通貨が高くなるのは式から明らかですよね。

1現地通貨あたり何円か知りたい場合

私たちが現地で金額を計算するとき、1現地通貨あたり日本円でいくらかを把握しておいて、掛け算して求めることが多いですよね。

1ドル150円だから、5ドルだと150✖️5で750円だな、みたいなかんじで。

例えば、先ほどの例の1円=0.24バーツから1バーツあたり日本円でいくらか求めてみましょう。

発想としては、0.24バーツのところを1バーツに変えたいから、0.24で割ってしまえば0.24➗0.24で1になるなーという考え方です。

このように、両辺を0.24で割れば、1パーツあたりの日本円の額がわかります。

つまり、

1➗日本円のBUYの数値

で、1バーツあたりの日本円の額がいくらかがわかります。

日本の両替所で日本円を旅行先の通貨に両替したいとき

計算式

例えば、日本の空港で日本円を米ドルに両替したい場合

米ドルのSELLの数値をみます

両替したい日本円の金額➗米ドルのSELLの数値

これで両替後のもらえる米ドルの金額がわかります。

また、SELLの数値が低い方が、いわゆるレートがいい両替所といえます。

解説

日本で両替したい場合、米ドルのSELLの数値が表すのは

1ドルをこの値段で売りますよ〜

という意味です。

例えば、米ドルのSELLが150だった場合、1ドル=150円という意味。

今10000円を米ドルに両替したいとすると、

なんだか式に表した方が複雑になりました(笑)

今は150で計算しましたが、このSELLの数値が小さければ小さいほど、両替後にもらえる現地通貨が高くなります。(割る数が大きいほど、計算後の値が小さくなるため)

日本の両替所の場合、BUYやSELLの数値は「1現地通貨あたり何円か」を示しているので、私たち日本人にとっては直感で理解しやすいんじゃないかなと思います。

レート計算方法まとめ

どこで・何を両替するか使う数値両替後の金額の計算方法1ドルあたり何円かの計算方法
アメリカで¥→$日本円のBUY両替する日本円✖️BUY1➗BUY
アメリカで$→¥日本円のSELL両替する米ドル➗SELL1➗SELL
日本で¥→$米ドルのSELL両替する日本円➗SELLSELLの数値そのまま
日本で$→¥米ドルのBUY両替する米ドル✖️BUYBUYの数値そのまま

具体例は米ドルで書きましたが、他の通貨も同じように計算できます。

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