【徹底解説&使用レポ】住信プラチナデビットカードはコスパ最強のカードだった!

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お得な子連れ旅を日々探求している、さとあずです。

先日19泊20日の子連れ海外旅行に行く際に、海外旅行保険目的で住信プラチナデビットカードを発行しました。

住信プラチナデビットカードは、海外旅行保険の充実はもちろん、ラウンジキーやeSimなど特典満載のカードです。

この記事では、住信プラチナデビットカードの基本情報や優待特典を解説すると同時に、実際に発行して使ってみた感想や注意点も解説していきます。

住信プラチナデビットカードの基本情報

住信SBIネット銀行のデビットカードの1つ。

住信SBIネット銀行の口座開設後に、年会費無料のデビットカード(VISA,Mastercard)と、年会費11000円のプラチナデビットカードから選ぶことができ、今回ご紹介するカードは後者です。

いずれも審査不要で作成することができます。

デビットカード(VISA)デビットカード(Mastercard)プラチナデビットカード
年会費無料無料11000円
ポイント還元率0.6%0.8%1.0%
スマホ決済非対応Google Pay・Apple Pay対応Google Pay・Apple Pay対応
海外キャッシング*1可能可能可能
*1 海外ATM引き出しの際に海外事務手数料2.50%(非課税)がかかる

住信SBIネット銀行のデビットカードで得られるポイントはスマプロポイントで、現金またはJALマイルに交換が可能です。

現金は1ポイント=1円、JALマイルは100ポイント=40マイル相当で交換されます。

デビットカードといえども、正直ポイント還元率は微妙・・・

海外キャッシングの手数料も高い。

住信プラチナデビットカードの優待特典

住信プラチナデビットカードの一番気になる点は、やはり優待特典ですよね。

実際に使ってみた特典については注意点も記載しておきました。

住信プラチナデビットカードの優待特典

国内・海外旅行保険(自動付帯)

モバイル端末の保険(自動付帯)

プライオリティパス(年3回まで)

eSim(3GB 15日間 年1回)

国際線手荷物空港宅配無料サービス

ダイニングby招待日和のお食事サービス

国内・海外旅行保険(自動付帯)

住信プラチナデビットカードの一番大きな魅力がこの旅行保険。

保証が手厚く、家族まで保障される上に、自動付帯(渡航費などを決済しなくても保障される)なのはとてもありがたい特典です。

海外旅行保険はこんな感じです。

保障内容本会員本会員の家族
傷害死亡・後遺障害最高1億円
(400万円〜1億円)
最高1000万円
(40万円〜1000万円)
傷害治療費用最高1000万円最高500万円
疾病治療費用最高700万円最高350万円
賠償責任最高1億円最高5000万円
携行品損害最高100万円最高50万円
救助者費用最高500万円最高250万円
乗継遅延費用2万円
(1回の限度額)
2万円
(1回の限度額)
出航遅延/欠航
搭乗不能費用
1万円
(1回の限度額)
1万円
(1回の限度額)
受託手荷物
遅延費用
1万円
(1回の限度額)
1万円
(1回の限度額)
受託手荷物
紛失費用
2万円
(1回の限度額)
2万円
(1回の限度額)

本会員の家族の対象は、配偶者、生計を共にする同居の親族、生計を共にする別居の未婚の子です。

家族旅行に行く際には、このカード1枚で家族全員分保証がされるのはありがたいですよね。

我が家は旅行期間が20日間と長く、家族4人分の保険代が25000円の見積もりだったので、このカードで保険代をだいぶ節約できました。

モバイル端末の保険(自動付帯)

このカードの大きな特典のもう一つがモバイル端末の保険。

端末を買い替えになってしまった場合は補償で全て賄えませんが、修理する場合は10万円まで保証してもらえるのがありがたいですね。

対象となる端末スマートフォン/タブレット端末/デスクトップパソコン(外付けパソコン対象外)/ノートパソコン/スマートウォッチ/モバイルゲーム機/モバイル音楽プレイヤー
保険金支払いの対象破損 ・ 損壊 ・ 水濡れ ・ 水没 ・ 故障 ・ 盗難
保険金の限度額修理可能な場合 最大10万円/年1回(消費税込)
修理不能な場合 最大25,000円/年1回(消費税込)※25,000円を上限として、端末購入金額の25%をお支払い
対象端末機器の条件・被保険者が所有する通信端末機器(同居の家族のも可能)
・無線通信(Wi-Fi)接続が可能な通信端末機器
・メーカー発売日から5年以内の製品または1年以内に購入したことの証明がとれる通信端末機器
・入会時点で、画面割れ、ケース割れ、水濡れ等がなく、正常に動作している通信端末機器
・日本国内で発売されたメーカーの正規品である通信端末機器
・日本国内で修理可能なものかつ日本国で購入可能な通信端末機器

スマホだけでなく、ノートパソコンやスマートウォッチなども対象になるので、1つずつ別々に保証するより安上がりかもしれません。

ただし、保証されるのは年1回までです。

eSim

150の国を対象に、年に1回3GB15日間のeSIMを使うことができます。

1年間というのは1月1日から12月31日までの間を指すので、例えば2024年の11月にカードを作成した場合、12月末までに1回、翌年2025年の1月から年末までに1回使うことができます。

海外に行ったらSIMの購入はほぼ必ずするので、特典でついてくるのはありがたいですよね。

こちらのeSIMの設定方法は以下の通りです。

  1. Flexiroam Xアプリをダウンロード
  2. Mastercardのバナーをクリック
  3. 16桁のカード番号とメールアドレスを入力
  4. Global Dataプラン(3GB・15日間のプラン)を受け取る
  5. 自分にあったSIM Packを選択し、配送先情報を入力
  6. スマートフォンのSIMロックが解除されていることを確認

私は使用期間中に2カ国(香港とタイ)に行きましたが、何も設定を直さなくても2カ国で使うことができて便利でしたよ。

プライオリティパス

年3回までプライオリティパスを利用できます。

年に1〜2回しか旅行に行かない人や、プライオリティパスを試しに使ってみたい人には十分でしょう。

こちらのデビットカードは、このカード自体にラウンジキーがついているので、新たにPPカードを発行する必要はありません。

住信プラチナデビットカードと搭乗券を見せればラウンジを使うことができます。

ただし、使う際に初期設定が必要なのが要注意です。

ラウンジキーの初期設定

①住信SBIネット銀行の口座残高を1米ドル以上にしておくこと。

海外ショッピング限度額を「1回」「1日」「1か月」すべて1万円以上に設定。

①住信SBIネット銀行の口座残高を1米ドル以上にしておくこと。

住信プラチナデビットカードを発行する際に、年会費11000円が口座にないと発行できないので、そのついでに200円ほど余分に口座に入れておくといいでしょう。

ATMで入金することもできますが、私はAirWallet(エアウォレット)を使って全てアプリ上で入金しています。

アプリ上で銀行口座間の資金移動ができる上に、全て手数料かからずできるのでとっても楽ですよ。

②海外ショッピング限度額を「1回」「1日」「1か月」すべて1万円以上に設定。

こちらもアプリ上で操作できます。

住信SBIネット銀行のアプリから、「デビットカード」をクリックし、「ご利用限度額」の右側に「限度額設定」のボタンがあるのでクリックし、そこで変更すれば完了です。

設定すればすぐに反映されます。

国際線手荷物空港宅配無料サービス

自宅と空港間、手荷物を無料で宅配してくれるサービスです。

使用できる空港は以下の通りです。

成田国際空港

羽田空港国際線

中部国際空港

関西国際空港

1回の旅行につき、1つの手荷物1往復(自宅⇔空港)の宅配を無料で頼むことができます。

Mastercard Taste Of Premiumのページからカード番号などを入力すると、手荷物宅配の優待コードがもらえるのでそれをメモしてから、予約の電話をしましょう。

電話予約の際、便名などの情報が必要なので、eTicketを手元に置くのを忘れずに。

予約をすると、手荷物受け取りの日時に自宅に手荷物をとりに来てもらい、引換書とカードを持ってJAL ABC空港カウンターに行けば、手荷物を受け取ることができます。

出発日の2日前までに送る必要があるので、早めの連絡を忘れずに。

帰りは、直接JAL ABCカウンターに行き、住信プラチナデビットカードを見せれば1つ手荷物を自宅まで送ることができます。(翌日には自宅に届きました)

カード会社によってはスーツケースのみなどの指定がありますが、こちらのカードはバックパックでも配送してくれました。

ダイニングby招待日和のお食事サービス

「招待日和」によって厳選された国内外有名レストラン約250店舗を、2名以上で予約の場合に、コース代金1名分を無料にできるサービス。

特別な日の食事に利用してみてもいいかもしれませんね。

その他、Wifiレンタルサービスや空港クローク、ゴルフ場などを特別価格で使えるなどのサービスがあります。

住信プラチナデビットカードの発行方法

住信プラチナデビットカードの申請方法は以下の通りです。

  1. 住信SBIネット銀行の口座開設を申請する
  2. 口座開設後、年会費11000円以上を入金する
  3. プラチナデビットカードを申し込む

私の場合、口座開設申請をした次の日には口座が開設されました。

プラチナデビットカードの申請時に、残高が11000円以上必要なので、口座が開設したら入金をしましょう。

ATMでもできますが、AirWalletが便利です。

口座開設した当日にプラチナデビットカードを申し込みましたが、口座開設とデビットカードの申請を同日に行うことができないらしく、次の日にデビットカードの申請をしました。

プラチナデビットカードの物理カードは後日届きますが、審査はないので、申請した時点でカード所有者の資格を得ることができ、カードが届かなくてもアプリ上でカード番号がわかります。

カード番号がわかればeSIMや空港宅配サービスの申請はできるので、カードが届かなくても申請した時点で優待特典を受けることができます。

私の場合、デビットカードを申請して3日後に物理カードが届きました。

楽天プレミアムカードとの比較

年会費が1万円ほどで、旅行保険、プライオリティパスがついてるクレジットカードに楽天プレミアムカードがあります。

筆者自身、住信プラチナデビットカードと楽天プレミアムカードの2択で迷いました。

2つのカードを比較してみます。

住信プラチナデビット楽天プレミアム
年会費11000円11000円
ポイント還元率1.0%1.0%
旅行保険最高1億円
自動付帯
家族分も保証
最高5000万円
自動付帯(一部利用付帯)
家族カード保有者は保証対象
プライオリティパス年3回無制限(2025年以降年5回)
国際線手荷物宅配サービスありあり(トラベルコースのみ)
その他優待特典モバイル端末保険
eSIM

楽天市場などでポイントUP

比較した限り、プライオリティパスに重点を置いていたり、楽天市場のヘビーユーザーであれば楽天プレミアムカードがいいですが、旅行保険やその他サービスに重きを置く場合は住信プラチナデビットカードが良さそうです。

まとめ

住信プラチナデビットカードは年会費の割に、旅行保険やモバイル端末保険など、優待特典が充実していてコスパのいいカードです。

審査がいらないのに、年会費の高いクレジットカードと同じような特典を受けられるのはありがたいですよね。

住信プラチナデビットカードが気になっている方の参考になれば幸いです🎵

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